海岸植物 保護再生・緑化活動 2017年
「なでしこ祭り」in 気仙沼・波路上【2017.8.19.開催】 |
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海べの森をつくろう会さん(宮城県気仙沼市)では、 貴重な海岸植物であるハマナデシコの開花復活を祝し、事務所・活動地をおいている 気仙沼市波路上地区の自治会のみなさんと協力して、お花見のお祝いを催す予定です。 きれいなナデシコの花を見に、ぜひ現地へいらして下さい。 海べの森をつくろう会 事務所(なでしこ祭り会場)については、 海べの森をつくろう会のホームページ(リンクが開きます) をご覧下さい。 |
三陸における海岸植物の現状はたいへん厳しい状況です。
山の自然学クラブは三陸南部の海岸で、自然再生に寄与することを目的に活動を行っています。海岸を彩る海岸植物など在来植物の保護・採取も可能な範囲で行ってきました。できるだけ多くの植物を確保し、保全したいと考えています。そして、採取できた植物はできるだけ付近の環境改善、修復に利用して頂きたいと考えています。当会が活動に協力している「海べの森をつくろう会(気仙沼市)」では平成27年度「気仙沼市沿岸部希少動植物種保護保全対策業務」を宮城県自然保護課から受託して植物の採取、保護の活動を行ってきました。
活動中の2015年、宮城県気仙沼市波路上地区の海岸で、仮堤防の大型土のうの脇にたまった砂地で、津波後に定着したと思われるハマナデシコが、はじめて開花しているのを見つけました。これらの個体から種子を採取して、苗を育成しました。
→ 海岸植物の採取から植栽までの経緯はブログもご参照下さい(リンクが開きます)
育てた海岸植物を地域で活用して頂こうと思い、関係各位に問い合わせなどをしていたところ、 校歌に「なでしこ」がうたわれているという、気仙沼市立小泉小学校の花壇に、海べの森をつくろう会の圃場で育てたハマナデシコを植栽して頂きました。そのときの様子や、経緯について河北新報リアスの風で詳しく紹介して下さいました。
2017年6月28日 気仙沼で採取したハマナデシコの植栽 |
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北の里浜ネットワーク、海べの森をつくろう会の協力により
河北新報に掲載して頂きました ← (画像クリックで全体が大きめに表示されます) |