2023年(9月30日~)10月1日 室根~気仙沼周辺
山の自然学クラブが2012年から継続的に企画、実施している、北上南部・三陸地域の特色ある自然を深く識り体験するための現地講座(自然学ツアー)です。
南三陸・気仙沼地域の植物を、森を、樹木を、ご自分の足で歩き・目で見ながら・ふれながら、五感をたっぷり使って体験しませんか。
ご都合のよい部分だけでも参加して頂けます。どうぞお気軽にご参加・お問い合わせ下さい。
以前の観察会の様子。 石井先生の講義は道ばたから森の中、山頂まで、内容も多種多彩にわたります! |
いろいろな植物を見て、さわって、そして眺めも楽しみましょう。初秋の森は楽しみ・恵みがたくさんあります! |
この講座/観察会について:
この講座は当会主催の研修・学習プログラムの一環として行いますが 10月1日・現地集合にてどなたでもご参加頂けますので、お気軽に参加下さい。パンフレットも自由にお使い下さい。ご不明なことなどありましたら 何なりとお問い合わせ下さい。
植物を「まぢか・間近」で見て・ふれてみましょう。長い進化の過程の中で、植物はたくさんの機能を持ってきました。植物をよ~く観察すると、まさにオドロキの連続です。
今回は 植物観察のスペシャリスト、石井誠治さんにご指導頂く、楽しい観察会を企画しました。
今回も盛りだくさんの観察会になると思います! ぜひご参加ください。
森ではたくさんの植物や生き物が 一緒に、長い時間をかけてその生態系を育んできました。そして、すべての生き物は様々な生き物とつながり,共生しながら生きています。そんな様子を、ゆっくり自分の足で歩きながら、観察してみましょう。石井先生が様々な植物や、その見方を教えて下さいます。
<室根山:東北太平洋側の植生とブナの森> 日本には各地にブナ林があることが知られていますが、日本海側と太平洋側では構成する植物がかなり異なることが知られています。また、ブナの木そのものも、生育する地域で姿や葉の形が変わることが知られています。そして室根山は周囲からたいへん目立つ形をした山ですが それはどうしてでしょう。これまでの観察会の資料もご用意して、周辺の地形の謎についても みんなで考えてみましょう。
<りんご農園・太陽農場> 岩手県は明治時代からりんご、梨、ぶどう等の、近代果樹栽培が行われてきました。米崎町(現、陸前高田市)には創業1905年の神田葡萄園もあります。長い歴史と伝統ある地域で、楽しいお話を伺いましょう。そろそろおいしいリンゴも実っている季節ではないかと思います;
<鹿折金山跡・資料館> 奥州藤原氏の都・平泉の黄金文化を支えたとも伝えられ、明治時代には国内十大金山の一つに数えられたという鹿折金山。今回は金山の坑道まで ジオガイドの豊田康裕さんに案内をして頂きます!
付近には、化石が含まれていることで有名なペルム紀の地層もあります。時間があったら地層や化石の観察もしてみましょう。
これまでの実施内容 これまでに実施した内容はこちらからご覧下さい。