2008/6/27−2008/8/7掲載

このDurga Bahadur Kuwar氏はカトマンズの南約7kmのところにある、Chlinakhel村のナーセリーの責任者です。こつこつと良い土を作り、種を植え苗をつくり続けています.ここではほしい農民に無償で苗を配っているのです.その本数は恐らく毎年20万本ぐらいになります.この10年分が全部どこかで成長したとして20年後ぐらいを炭素換算すると、毎年1万トンぐらいの吸収になることになります.しかし彼は自分が地球環境に貢献しているなどとは少しも考えていないと思います.

私たちもここに薮椿の種を渡して来ました(本文参照)、彼の力に期待しています.ネパールには地球環境に深く関係する多くの問題があります.森林の減少の問題に限らず、ヒマラヤ氷河の融解による氷河湖決壊と下流国への水供給の問題、などなど.私たちも何かの貢献をする行動を、もっとしたいと思うこのごろです.(本文参照