山の自然学講座2019
4月21日(日)

現地講座2

高尾山周辺(日帰り):花咲く高尾山麓をめぐり、植物と虫との生存戦略を考えよう

講師:多田 多恵子(東京農工大学、立教大学、国際基督教大学非常勤講師)

講義内容

高尾山麓を歩きながら、多種多様な植物と、虫との生存戦略を考えましょう。花が生き抜くための工夫、花と虫たちのなどの関係を見ながら歩きます。

当会ではおなじみ、多田講師のお話は時間が経つのも忘れ聞き入ってしまいます。以前の講座で用意して頂いた資料から、以下、抜粋します。

・・・四季折々、植物たちは野山を色鮮やかに彩ります。風にそよぐ緑の葉っぱ。そして、季節を謳歌するかのように咲きめぐる野の花々。春のカタクリに始まり、フジ、ノハナショウブ、ホタルブクロ、ヤマユリ、キキョウ、リンドウ...。日本の野山には、数ある園芸植物に勝るとも劣らない、美しい野の花々がたくさんあります。 しかし、植物の魅力は、美しさだけではありません。

よく見れば、葉っぱも花も、それぞれに個性があります。いえ、見ているだけでなく、さわったり、においを嗅いだり、味をみたりすると、さらに目には見えない個性までもが際だってきます。

なんで、葉っぱも花も実も、それぞれに違うんでしょう?個性は、違いは、植物たちが生きていく上で、どのような意味を持っているのでしょう?なんでノコンギクの花は野原に群れ咲き、ヤマホトトギスは複雑な形の花を点々と咲かせるのでしょう? ・・葉っぱの個性の陰には、動けない彼ら植物がその場にとどまって生きていく上での数々の工夫が込められています。そして、花々の個性の陰にも、巧妙なテクニックや策略の数々が秘められているのです。

緑の衣を広げて光に向かい、厳しい自然や敵と闘いながら、静かに美しく、けなげに生きる植物たち。でも、裏の世界をのぞくと、騙しや略奪やぼったくりも日常茶飯事なんだって。え、なんのコト!?身近な植物たちを紹介し、その知られざる「私生活」を科学の目で見つめます。

日時: 4月21日(日) ※小雨決行
集合の時間・場所: JR中央線「高尾駅」北口 9時
ルート(概略): 高尾駅から小仏川に沿って、日影沢キャンプ場周辺まで歩きながら観察します(高尾駅~国道沿い~小仏関跡~湯の花梅林~日影沢キャンプ場周辺)。帰路も歩いて帰りますが、疲れた方はバスも可です。登山路、休憩、昼食などは当日の状況をみて設定します。
解散: JR中央線「高尾駅」16:00頃を予定。
服装・持ち物: 昼食、飲料水、地図、コンパス、ルーペ、筆記帳とペン、カメラ、登山靴、雨具、傘、他
当日の連絡先: 室村(むろむら)まで。(携帯TEL 090-7808-2115/自宅TEL 042-421-0524)

講師プロフィール

多田 多恵子(ただ たえこ)
東京農工大学、立教大学、国際基督教大学非常勤講師

東京都生、東京大学大学院博士課程修了、理学博士

  • 専門:植物生態学、特に植物の繁殖戦略、動植物の相互関係
  • 著書:「種子たちの知恵」日本放送出版協会 、「調べて楽しむ~葉っぱ博物館」、「歩いて親しむ~街路樹の散歩みち」山と渓谷社、「身近な草木の実とタネハンドブック」文一総合出版 ほか

実施概要

  • 日時:2019年4月21日(日)
  • 受講料:(この講座のみ受講する場合)3,500円(当会会員および学生は3,000円)
  • ※資料代、行事保険料込み。受講者は当年開催・実施する当会行事すべてに会員価格でご参加頂けます。なお、実施日まで一週間未満にお申し込みいただいた場合、行事保険や、当日使用するトラベル・イヤホンの手配ができない場合があります。あらかじめご了承ください。
  • ※ 全10回(室内講座7回+現地講座3回)を通し参加される場合は割引になります。全10回で30,000円(当会会員および学生は20,000円)。
  • ※ また、以下の特典がつきます。
  • 最終日に「修了証」をお渡しします
  • 前年度発行の当会年会報「山から始まる自然保護」を一部差し上げます

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お申し込み方法
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