第4回室内講座
講師:増澤 直(地域環境計画、地域自然情報ネットワーク副理事長)
司会:中村 華子
※この講座は、会場での講義、Zoomによるオンライン講座を選べます。後日YouTube配信も視聴できます。
増沢講師からは、日本列島の植生の総論と考え方について、お話し頂きます。
日本の植生は多様性に富むと言われています。日本列島の様々な環境で植物たちはどこでどのように生きているのか学びます。同じ気候帯でも植生が違うのはなぜか、自然条件と人為的条件の影響、植生遷移とは何か?考えてみましょう。植生図や地形図の活用方法など、調査や自然保護の実践に役立つ知識も解説します。
講義は、世界からみた現在の日本の植生(気候帯)についての基本的な解説から始まります。 そして日本にみられるの植生帯とそれぞれにみられる植物要素、植生の要因や成因についてもお話します。 また、現在に至るまでの気候の変動による変遷も、大きな影響を与えてきました。
さまざまな要因により、潜在的な自然植生と現在みられる植生の違いが生まれていること、植生遷移と人為的影響について、植生の自然度による違い、土地的極相、人為の影響による里山の自然...同じ気候帯でも植生やその成因は様々ですが、それぞれについて考えてみます。
そして、生態系についてどのような視点を持って考え、評価していくのか考えてみましょう。
増澤 直(ますざわ ただし)
株式会社地域環境計画 生物多様性推進事業部 事業部長代理
東京生まれ、東京学芸大学教育学部卒、東京学芸大学大学院修士課程修了、東京農工大学博士課程単位取得満期退学、技術士(環境部門・建設部門)、京都大学大学院地球環境学舎特任講師
※この講座は、会場での講義を行います。
※この講座は、オンライン会議システム Zoom を使用して自宅等で受講していただけます。受講された方は見逃し配信(一週間後からYouTubeにて)もご覧になれます。
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