第3回室内講座
講師:柿崎 喜宏(室戸ジオパーク推進協議会地質専門員)
司会:中村 華子
※この講座は、会場での講義、Zoomによるオンライン講座を選べます。後日YouTube配信も視聴できます。
※岩石を使用した簡単な実験を行いますので、室戸周辺にお住まいの方には会場での聴講をお勧めします。
山の自然にはさまざまな魅力があふれています。その一つが、広大な山の地形ではないでしょうか。山の地形を構成する岩石や地層の成り立ちには、必ず地質学的な理由があります。
日本列島は海のプレートが沈み込む場所に位置します。日本の岩石や地層は何億年もかけて海の中で、あるいは海のプレートの沈み込みによって形成されました。5000万年前に海の向こうで隆起した大山脈はアジアの自然に決定的な影響を与えています。そして300万年前には日本各地の山々が隆起をはじめ、私たちの住む土地を産み出しています。
この講義では地質学を出発点として、海から大地が生まれ山ができるまで、そして山が産み出すものについてお話しします。
※室戸ジオパークでご活躍の柿崎先生が現地から講義配信します!現地会場参加も歓迎です。日本列島は「沈み込み帯」の地殻変動によって形成され、各地で特有の地層や岩石が観察できます。山を歩き、地質を学ぶことで日本の特徴を知ることができます。講義では日本列島の成り立ちと各地の山の地質の関係についてお話しします。さらに現地でこの季節に見頃になるオンツツジなど、高知や室戸の自然の魅力についてもお話しします。
柿崎 喜宏 (かきざき よしひろ)
室戸ジオパーク推進協議会地質専門員
山形県生まれ、新潟大学卒、広島大学大学院博士課程後期修了、理学博士
専門:地質学 (特に石灰岩の堆積学と層序学),古生物学,古海洋学
※この講座は、オンライン会議システム Zoom を使用して自宅等で受講していただきます。受講された方は見逃し配信(一週間後からYouTubeにて)もご覧になれます。
※この講座は、下記会場での聴講も可能です。岩石を使用した簡単な実験を行いますので、室戸周辺にお住まいの方には会場での聴講をお勧めします。
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