山の自然学講座2024
3月12日(火) *終了しました

第2回室内講座

氷と雪から見た地球環境

講師:紺屋 恵子(国立研究開発法人海洋研究開発機構 北極環境変動総合研究センター)

司会:下野 綾子

※この講座は、Zoomによるオンライン講座です。後日YouTube配信も視聴できます。

講義内容

地球上に水は気体、液体、固体(氷)の状態で存在し、環境を作り上げています。海洋研究開発機構の紺屋講師から、世界と日本の雪や氷がつくる特徴的な景観とそのメカニズム、雪や氷と植生などについて、そして氷河のこれから…など。氷の世界について様々な視点でお話し頂きます。

紺屋講師は、氷河の研究のために世界中を駆け回っていらっしゃいます。世界中の氷河の写真が紹介されます。カムチャツカ、北欧、パタゴニア、ヒマラヤ、モンゴル、シベリア...!

講義では、まずは氷のもととなる、基本的な雪の構造やできかたについての解説から始まります。

  • 雪の積もり方、積もった雪の構造やあり方など、そして氷河の構造や特徴とは
  • 氷河の挙動や動態、氷河がもたらす恵みや地形、氷河の痕跡、そして氷河のこれから...

氷の世界のいろいろについて、様々な視点からお話しいただきます。

氷河
氷河地形
氷河地形

講師プロフィール

紺屋 恵子(こんや けいこ)
国立研究開発法人海洋研究開発機構 北極環境変動総合研究センター(専門:雪氷気象学)

東北大学卒、北海道大学大学院博士後期課程修了、博士(地球環境科学)

  • 専門:雪氷学、気象学
  • 論文その他:「モンゴル・アルタイ、ポタニン氷河の変動と気象学的特徴」、「パタゴニア、エクスプロラドーレス氷河における気象条件とその表面融解の空間分布への影響」ほか

実施概要

※この講座は、オンライン会議システム Zoom を使用して自宅等で受講していただけます。受講された方は見逃し配信(一週間後からYouTubeにて)もご覧になれます。

  • 日時:2024年3月12日(火)19:00 ~ 21:00 *終了しました
  • 受講方法:2日前に参加URLをメールでお知らせします。時間5分くらい前に接続設定しておいて下さい(PCから視聴する場合は配信開始から自動的に始まります。スマートフォンの場合はあらかじめZoomアプリをインストールしておいた方がよいようです)。
  • ※当日のアクセスは申し込みの氏名で行って下さい(zoomにつないだ後に、氏名を参加者名にしてください)。ひらがな、カタカナ、ローマ字等でも、氏名の照合ができれば結構です。設定方法はこちらのPDFでご覧いただけます。
  • 受講料:(この講座のみ受講する場合)3,500円(当会会員および学生は3,000円)
  •     ※資料代込み。受講者は当年開催・実施する当会行事すべてに会員価格でご参加頂けます。
  • ※動画配信も行います。数日後、録画動画をYouTubeに掲載し、URLをメールでお知らせします。配布資料がある場合はWebサイトからダウンロードできるようにご案内いたします。
  • ※ 全10回(室内講座1〜5回+現地講座1〜5回)を通し参加される場合は割引になります。全10回で30,000円(当会会員および学生は25,000円)。
  • ※ また、以下の特典がつきます。
  • 最終日に「修了証」をお渡しします
  • 正会員の修了者には「山の自然学指導員証」が毎年交付されます
  • 前年度発行の当会年会報「山から始まる自然保護」を一部差し上げます

★ 直近のお申し込みも可能です。ふるってご参加ください! ★

お申し込み方法
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