「会員の活動発表会2022」/山の自然学カレンダー2023 応募作品報告会

floating image

 今年も恒例の「会員活動発表会」を開催します。会員諸氏が日頃の研究成果や活動内容などをお互いに報告し合います。今年最後の講座になりますので、ぜひ仲間の近況を聞きにいらして下さい。またカレンダー用に応募していただいた写真や、そのほかの活動についてご紹介・ご報告します!

日 時 2022年12月18日(日)
時 間 13:30~18:00
参加費 500円(会員・一般とも)
会 場:エコギャラリー新宿 2F環境学習情報センター研修室
  東京都新宿区西新宿2-11-4(新宿中央公園内)
  新宿西口から 徒歩約15分・西新宿駅(丸ノ内線)・都庁前駅(大江戸線)から 徒歩約5分   電話 03-3348-6277

プログラム

発表予定(暫定版) 各題25~30分程度(交代・質疑応答含む)
13:30 開会あいさつ 理事長 大蔵喜福

13:30 1.黒木康文 <霧島 新燃岳 2006~2022>
 霧島の新燃岳は2011年,300年ぶりに大噴火しました。噴火前から噴火直後,そして最近の状況を報告します。

14:00 2.門司和夫 <隠岐諸島を訪ねて>
 隠岐諸島は日本史に出てくる史跡がある島であると共に、最近世界ジオパークに認定された。島根半島の北40~80kmの日本海に点在する4つの有人島と多数の無人島によって構成されている。ユーラシア大陸と一体だった時代、湖の底だった時代、深い海底にあった時代、火山活動によって隆起した時代、そして島根半島と陸続きになった時代、離島となった現在。このような成り立ちを経て、世界的に見ても珍しい不思議な生態系や黒曜石による隠岐ならではの歴史・文化が、連続性を持って存在しています。

14:30 3.水畑幹夫 <立山の残雪を楽しむ-スノーシューやアイゼン、クロカンやテレマーク-
 今季、4月中旬から6月下旬までの立山での残雪山行をまとめたいと思います。山行記録だけでなく、自然学の視点からの考察も加えたものにしたいと考えています。

15:00 4.石井誠治 <伊吹山あれこれ>
 花の百名山でも名をはせた伊吹山にまつわる物語を手短に語ります。

15:30 5.理事会(事務局より) <カレンダー製作報告・応募作の紹介>
 山の自然学クラブでは2018年から「山の自然学カレンダー」を作成する取り組みを始めました。会員から毎年、山の自然学との関わりを考察しながら撮りためた作品を応募して頂き、みんなで見ながら意見交換したり批評をしたりして12ヶ月分+表紙分を選んで製作する活動です。今年の作成方針と、応募作を会場でご紹介・ご報告いたします。

  (休 憩) カレンダーの引き渡し・資料の閲覧など

16:30 6.中村華子 <2012年から実施した三陸現地講座>
 2011年以降、ハードや施設に頼らなくてもできる自然観察会により、地域の自然のすばらしさを実感できるような活動として、北上南部・南三陸を中心にした地域で「三陸現地講座-始めよう!地元学」を連続的に開催してきました。10回以上開催し、南部北上帯の主要な観察地はかなり網羅できました。そこでこれからの取り組みとして、これまでの実績をまとめ、保存したいと考えています。まずは今回、これまでを振り返ってみたいと思います。

17:00 7.大森弘一郎 <山から始まる自然保護-私の道 近況ご紹介>
 今の世界の激動の中で、日本のエネルギー問題に自然の視点で貢献できないかと言うことで、最近取り組んでいる小水力発電や海流発電。その経緯と経過をお話しします。

*会場にて余裕があれば 活動についての意見交換等の時間もとりたいと思います。

お問い合わせ・お申し込み

池田昌史 yatuike8@v007.vaio.ne.jp 
  聴講のみの方は申し込みの必要はありません。ご自由に来場下さい。