「会員の活動発表会2021」/2022年カレンダー応募作品 紹介

 木枯らしが身に染みる季節となりましたが、会員の皆さまはお元気でご活躍のことと存じます。今年も皆さまの日ごろの活動やその成果を発表して頂く恒例の「会員活動発表会」を 開催いたします。あわせて、「山の自然学カレンダー2022」応募作品報告会も催します。 ご家族・友人・知人もお誘いの上、どうぞご参加ください。

日 時:2021年12月19日(日)
時 間:14:00~18:00
    13:30開場

会 場:エコギャラリー新宿(新宿中央公園内)2F 環境学習情報センター研修室
  東京都新宿区西新宿2-11-4(新宿中央公園内)   アクセス
  電話  03-3348-6277
  ※昨年の会場とは違いますのでご注意ください。

会 費:500円(会員・一般とも)

プログラム

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14:00 開会あいさつ 大蔵喜福理事長

各題20~30分程度(交代・質疑応答含む)

14:10 吉村光敏 「滝の動き-房総の滝を主な例に-」
 房総半島の滝地形を調査しています。滝の地形といっても色々の見方がありますが、今回は、江戸時代の川廻し工事により発生した滝の変化例や、滝の変化後の微地形観察などから見られる滝の変化について、滝の動く様子について紹介します。

14:40 黒木康文 「東京都稲城市に残っている多摩丘陵の植物など」
 稲城市は、新宿から京王相模原線で30分ほどの郊外で、多摩丘陵を開発した多摩ニュータウンの東端があり、住宅地が広がっています。その開発の中で残された丘陵の植物を紹介します。

15:10 理事会(事務局) カレンダー製作報告・応募作の紹介
 山の自然学クラブでは2018年から「山の自然学カレンダー」を作成する取り組みを始めました。会員から毎年、山の自然学との関わりを考察しながら撮りためた作品を応募して頂き、みんなで見ながら意見交換したり批評をしたりして12ヶ月分+表紙分を選んで製作する活動です。今年の作成方針と、応募作を会場でご紹介・ご報告いたします。

 休憩 カレンダーの引き渡し・資料の閲覧

16:00 石井誠治 「東海湖と東海丘陵要素植物」
 なぜ東海丘陵要素植物が愛知県、岐阜県周辺に生き残っているのか。現地での映像をもとに検証してみます。

16:30 杉山顕一 「三方五湖モニターツアー参加報告」
 12月8-10日に、福井県観光連盟が主催した「7万年の歴史が物語る"奇跡の湖"を体感する」、三方五湖地域の活性化を目的にしたモニターツアーに参加してきました。その内容と写真をご紹介します。

16:45 水畑幹夫 「立山で周氷河地形を探す」
 地元富山県における今夏の山行での一つのテーマをまとめてお話ししてみたいと考えています。小泉先生の著書「山の自然学」を読んだことを契機に周氷河地形や構造土に興味・関心を持つようになりました。書物を通して得た知識を基にして「地元立山では周氷河地形や構造土がどのような現れ方をしているのだろうか?」という課題意識を持って今シーズンの山行を重ねて来ました。雪面上に表れた模様の形成過程を周氷河や構造土の形成の視点から想像してみることも試みました。特に目新しい発見をしたという訳ではありませんが、本で得た知識のお陰で地元での山行を更に楽しいものにすることが出来ました。

大森 弘一郎 「小水力発電の水源を捜そう」
 再生エネルギーが話題です。それに少しは役立ちたいと最近小水力発電を調べています。これは何と私たちが歩いていた低山の沢筋が適地なのです。そのようなわけで、どこかものにしようと地図と現場で探索をしています。山の自然学の経験が生きる面白いプロジェクトです。

★会場にて余裕があれば 活動についての意見交換等の時間もとりたいと思います。

カレンダーご注文案内

 昨年と同様、2022 年のカレンダーは1月~12月で作成いたしました。12月17日に事務局へ完成品が届く予定です。できましたら会員のみなさまには1部をお送りしますのでご査収下さい。完成前で恐縮なのですが、追加分のご注文受付を始めます。ご希望部数と受取方法をお知らせ下さいますよう、お願い申し上げます。

 ★ 昨年同様 1部 500円(送料込み)とさせて頂きます。
 ★ 20部以上ご注文の方には1割引(450円/部)にさせて頂きます。

お問い合わせ・お申し込み

池田昌史 yatuike8@v007.vaio.ne.jp 
  聴講のみの方は申し込みの必要はありません。ご自由に来場下さい。