信州講座27 ―浅間山の高山植物と植生遷移―
我が国の活火山の象徴であり、現在も噴煙を上げ続ける浅間山。その火山としての魅力とともに、遷移によって移り変わっていく植生を観察します。溶岩流によって樹木限界が引き下げられ、標高2000m付近でも多くの高山植物が見られます。同時に年々先駆樹種のカラマツが分布を広げている様子も観察できます。
新緑のカラマツや梅雨時に咲く高山植物を観察しつつ散策します。レンゲツツジやクリンソウ、ユキワリソウも見頃でしょう。
講師
下野綾子氏 (当クラブ会員、筑波大学助教)
専門は植物生態学。2000年より浅間山でユキワリソウの生態調査を行ってきました。
日程・行程
日時:2014年 6月21日(土)-22日(日)
集合:長野新幹線 軽井沢駅改札口 10:00am
(長野新幹線:東京駅8:36発で軽井沢9:45着)
6/21 (昼食をご用意ください)
10:00 軽井沢駅から小型貸切バスで移動→鬼押し出しへ
11:00 鬼押し出し周辺にて植生遷移の観測
14:00 鬼押し出し周辺出発(時間があれば湯の丸高原)
16:00 高峰高原ホテル 希望者で1〜2時間散策(クリンソウ鑑賞)
宿泊 高峰高原ホテル(0267-25-3000)
6/22 (昼食をご用意ください)
8:00 高峰高原ホテル 出発
10:00 トーミの頭−−草すべり(ユキワリソウ鑑賞)−−湯の平
12:00 火山館周辺で昼食
14:00 浅間山荘側へ下山 タクシーに分乗
16:00 佐久平駅にて解散
(行程は、天候・時間・その他の事情により変わる事がありますのでご承知下さい)
参加費
会員 22,000円、非会員 24,000円、学生 12,000円
定員
貸切バスの定員として15名(先着順)
予約の都合上できるだけ早くお申し込みください。
備考:
1.行動中特に危険な場所はありませんが、2日目の登山時間は4-5時間位、登りの標高差300 m、下りの標高差600 mになりますので、体調の自己管理をお願いします。
2.梅雨時期なので山の上はまだ寒いことが多いです。雨具のほか防寒具を必ずご用意下さい。水筒・昼食・帽子・手袋等準備してください。
3.2日目の登山は天候によっては中止しますのでご承知下さい。
4.当クラブのボランテイア保険未加入の方は、傷害保険を各自で手配願います。
申し込み/問い合わせ先
池田昌史 TEL: 0266−73−8195 e-mail:yatuike8@v007.vaio.ne.jp
当日連絡先:携帯bO90−5303−0685