(当会後援) 第10回 ライチョウ会議 東京大会

日時:2009年 11月3日(火・文化の日) 10:00−16:30

当会では、第10回ライチョウ会議を後援しています。

講演会・シンポジウム参加者募集

 11月3日(火曜・祝日)の文化の日に、国の特別天然記念物に指定されているライチョウについての講演会及びシンポジウムを開催しますので、参加者を募集します。
 なお、前日の11月2日(月)には、研究者・関係団体による非公開の専門家会議を上野動物園で行います。

1 日時

 平成21年11月3日(火曜・祝日) 10時〜16時30分

2 場所

 東京大学弥生講堂 一条ホール
 (文京区弥生1−1−1 東京大学農学部内)

3 定員

 300名 中学生以上

4 内容

 午前 講演会「ライチョウを取り巻く課題」
  「南アルプスにおける高山植生とニホンジカによる食害」静岡大学理学部教授 増沢武弘氏
  「ニホンジカの保護と管理」早稲田大学人間科学部教授 三浦慎悟氏
  「地球温暖化について」国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室室長 江守正多氏

 午後 シンポジウム「日本のライチョウは守れるか?山で増やすか、飼って殖やすか」
  講演
  「日本のライチョウの現状と課題」信州大学教育学部教授 中村浩志氏
  「域外保全の課題」恩賜上野動物園飼育展示課長 伊東員義
  「ライチョウと文化について」作家 国松俊英氏
  「日本のライチョウと山」(仮)日本野鳥の会会長 柳生博氏
  「域外保全事業の現状と方針」環境省野生生物課 塚本瑞天氏

 パネルディスカッション

5 応募方法

 催し名・希望者全員の氏名・年齢(学年)・代表者の住所・氏名・電話番号を明記のうえ、はがき・ファクス・Eメールのいずれかでお申し込みください。
 ※応募者多数の場合は抽選とし、当落にかかわらずお知らせします。

 はがき:〒110-0007 台東区上野公園9−83 東京動物園協会 ライチョウ会議シンポジウム係
 ファクス:03-3828-8237
 Eメール:lagopus@tokyo-zoo.net

【締切】平成21年10月16日(金)必着

6 問い合わせ先

 東京動物園協会 協働事業係 電話03-3828-8235

【参考】
 ライチョウ会議とは、日本アルプスとその周辺に生息するライチョウの解明を通し、生息環境を含めた保護と人との共存の道を探ることに寄与するために、平成12年に大町市が発起人となり発足した組織(議長 中村浩志氏)である。各分野のライチョウ研究者、行政関係者、自然保護団体、山小屋関係者等に一般市民が加わり年一回の大会を開催し、ライチョウに関する情報交換と連携、調査・研究の充実と現状の把握、具体的な保護活動の立案と提言、ライチョウについての知識の普及と啓発などを行っている。事務局は、大町山岳博物館が務めている。