富士の青木ヶ原樹海と幻の火口 (302回講座)
私たちが大好きな富士山はどのようにして出来たのか。10万年ほど昔にフィリピン海プレートが押し寄せて来て小さな高まりを作り、それから色んなことが起きて今の秀麗な富士山になったのだと言いますが、その経過は正確には判っておりません。人間が住む前に何があったのか、その後どのようなことがあったのか。それは地層が教えてくれるのですが、その証拠はそれほど多くはないのです。
秀吉の時代には煙が出ていたらしいし、1200年昔に貞観噴火で青木ヶ原が出来、300年昔には宝永山を作る大噴火がありました。今は静かですが、富士山は活火山です。次に何が起きるのか、いつか何かが起きる、その 未 来 を考えながら、証拠になる露頭や、青木ヶ原の樹海や、西湖に流れ出た溶岩の姿や、地図に表れていない知られざる噴火口等をご案内します。富士山の過去が残してくれた数少ない証拠の不思議を、ご一緒に探訪いたしましょう。
コース:中央道から富士山麓に、==樹海の中に浮かんだ島・大室山の植生を満喫、地 図に無い氷穴火口列に、青木ヶ原の探訪、西湖までの溶岩流の動きを探る探訪、==溶岩 流を追う露頭見学、五合目の花を見るコース、の2つのコースを用意しています。ご希 望のコースにご参加出来ます
参加費
交通:バス又はレンタカー
参加費:一般8,000円、会員7,000円、学生は半額
お問い合わせ・申込み先
清野博 電話&FAX: 055-982-1635
大森弘一郎 メール:zero@qb3.so-net.ne.jp