第9回(2011年度)志賀高原インタープリテーション活動報告 / 長谷川博文
期間: 8月6日(土)〜20日(土)
宿泊: シャレー クリスチャニア、リーベン小舎
スタッフ(クラブ会員) 大森弘一郎・池田公明・長谷川博文・三善信太郎・杉山顕一・湊修一・山田多恵子
(非会員) 川村尚吾・関崇行(ペンション長男、中2)
例年は8月1日〜15日ですが、此方の事情で期間をずらして戴き実施。
リピーターの多いペンションで、この教室の日を確認後に見える方も有ります。今年は天候不順でガイドウォークを中止した日も有りました。そんな時にと、湊修一さんがクラフト(木の実・種・枝等を使用しての工作)用材、工具等を準備して戴き大好評でした。
お客さんは避暑、家族旅行、自然環境に触れる、忙しい時間からの解放等様々。標高1500mの志賀高原、火山群で出来た地形ですが2400mが最高の凸凹した地形を利用しスキーで発展した所で、良質な雪質と温泉、山・湿原・池沼・ブナやシラカバ林・グリーンタフの見られる渓谷まで多様な自然環境が見られ、又、スキー施設は夏にお花畑になります。緑一面とアルペン的景観は素晴らしいです。そんな中での活動です。
ガイドウォーク
登山から渓谷までお客さんのニーズに答えられるコース(所要時間、難易度等考慮)を準備し、希望を聞いて案内するものです。お客さんに楽しんで貰いながら、自然の仕組みや営み等をインタープリターの得意な分野で解説して貰っています。
■焼額山お花見コース・信大自然林コース・大沼池めぐりコース・奥志賀渓谷コース等
ミニトーク
夕食後(PM8:00)頃から談話室にて1時間予定でプロジェクター、スクリーンを使用し、予め申請して戴いたテーマのお話をして戴くものです。夕食時の飲酒の為、気楽に楽しめるテーマのものが好まれています。
■<パタゴニアの自然><ヨーロッパアルプスの自然><ネパールの人々の生活><氷河の話><志賀高原で見られる花や蝶>など
一方、<木と樹の常識・非常識><緑のカーテン>など考えるテーマの場合居眠り者もいますが、10時近くまで熱心に質疑が交わされ満足され部屋に戻るお客さんの姿も見られます。