第6回(2008年度)志賀高原インタープリテーション活動報告/長谷川博文

 夏 爽やかで、原生林始め多くの自然が残されている志賀高原で、ペンション シャレークリスチャニアに宿泊のお客様に、普段学んでいる自然史、自然の仕組み、生態系と生物多様性、生物の形態や営みと生活史、自然と人の様々な関係などを伝達(解説)し、自然の大切さを理解して貰う作業です。
 昼のガイドウオークと夕食後のミニトークが中心です。

経過

1. ガイドウォーク 過去の実績と下見で景観・生物・起伏・所要時間を勘案し、モデルコースを10種用意しておき、お客さんの年齢・脚力・興味を考慮し了解を得てコースを決めています。

 2日 PM 信州大学自然教育園入り口〜木戸池 総勢21名
     当クラブ佐々木誠一さん関与の「わたすげハイキングクラブ」19名含みます
 3日 AM 奥志賀ゴンドラ〜焼額山〜しなの木コース〜せせらぎコース 4名
    PM 前山ゴンドラ〜四十八池の往復 2名
 4日 AM 東館山高山植物園、琵琶池   4名
    PM 信州大学自然教育園入り口〜木戸池 3名
 5日 AM 大滝・奥志賀渓谷コース 3名
    PM 奥志賀ゴンドラ〜焼額山往復 3名
 6日 AM 大滝・奥志賀渓谷コース 4名
 7日    大沼〜四十八池 5名
 8日    しなの木コース 5名
 9日    <おたの申す平>の見える、まがたまの丘 5名
10日    大滝・奥志賀渓谷コース 9名

2. ミニトーク 前以てカウンターにてミニトークの案内をして貰い、夕食後(PM8時頃から約1時間)希望者は談話室に集まって戴く。先ず雑談から始まり、クラブの目的や自己紹介をし準備した資料やプロジェクターを利用して予定のテーマの解説に入り、質疑が活発になると延長1時間のときもあります。時には、当日のガイドウヲーク時の写真をプロジェクターにて投影も

     テーマ

      ミニトーク参加者4〜13名

振り返って

1. ガイドウォーク・ミニトークの参加者数について
 ペンションにて、「夏休み自然教室」のパンフを作りスキー客から配布を始め、又、ホームページに掲載しました。カウンターにてチェックイン時に、又、夕食時テーブルにても催し物の案内をしてくれました。
* 次回対応として、ペンションのパンフ・ホームページの内容点検、お客様に対し案内の徹底を期待し、当クラブとしても魅力ある内容を速めに設定しペンションに提案して行きます。尚、集客の方法も模索してゆきます。少人数ですと効果が少ないので。

2. ガイドウォークについて
 現状ではお客様の参加者が少ないので、個々のグループと打ち合わせをしています。10コースあれば充分です。
* 次回対応として、多人数に対処できるように2人のガイドを準備する必要と、ガイド内容の質の向上を図る努力が必要になります。何処で・何を・どの様に話すか、その為の下見が重要です。
 ガイド未体験者の参加を期待しています。

3. ミニトークについて
 現状では、テーマはトーク者にお任せしています。日常生活から離れた場所で、普段聞きなれない話題も面白いのかも知れません。当面、継続して行きます。
 あくまで、自分が楽しめないと長続きしせん。参加して楽しんで下さい。