第6回ネパール藪椿普及活動報告/長谷川博文
東日本大震災、余震も有り福島原発事故で先の見えない中、現地の人と良い関
係を保つために何より活動の継続性が必要な為、苦渋の選択の結果出発を決めま
した。
参加者 湊修一・門司和夫・長谷川博文(以上会員)・谷口良典(非会員)
持参椿種 5200粒(約11Kg)
3月20日(日)成田空港発バンコック(30℃)経由、21日カトマンズ着
以下、3月22日 カトマンズにて活動
3月23日 ポカラへ移動 午後より25日迄までポカラで活動
3月26日 ポカラからダンプスへ移動 午後活動
3月27日〜31日まで、アンナプルナ域のトレッキング
4月 1日 カトマンズへ移動
4月 2日 〃 空港発バンコック経由、3日成田空港着
若干、整腸剤、風邪薬の世話になりましたが、ほぼ予期の目的を果たし皆元 気に戻りました。
樹木を増やす、成果物の椿油が生活向上に役立つを目的で、藪椿種配布及び生育指導の活動です。
配布先は従来通り、公営ナサリー(研究所、試験所、開発センターなど)、私営の庭木屋、園芸店、農家などです。
今年も日本の爺さんが来たと迎えてくれます。良く生長している所有れば、水遣りや直射日光遮蔽の手抜きで枯れている所も多々見られます。結果が出るまで時間がかかるので我慢できるかどうか。
新しい配布先も増えて来ました。これから村の小学性を巻き込んでの播種活動も目指します。
公営ナサリーや庭木屋さんから出て行ってる幼樹の追跡調査はこれからです。楽しみです。
今回の活動及びトレッキングを通じて、ツアーでは出来ない様々な事を体験する事が出来ました。外国トレッカー達との話、村の吊り橋資金稼ぎの青年団の要請でネパールダンス披露会開催受託などなど楽しかったです。
来年は、世界で最も美しい谷と言われるランタン谷を予定して居ます。
尚、藪椿普及活動の経過報告の詳細は次の会報に記載させて戴きます。