三富新田の開発と武蔵野台地 /写真:大船武彦・玉國和浩 2010年3月27日

 ● 日時: 2010年3月27日(土)
 ● 場所: 埼玉県三芳町 三富
 ● 案内: 国木田之彦さん
 ● 参加者:10名 (会員6名、一般4名)

 

国木田さんの案内で、計画的に作られた雑木林を歩きました。
説明によれば、
屋敷+屋敷林<1> : 畑<5> : 林<3> 
の割合で作られているそうです。

サツマイモが土地にあっていたので、さかんに作られていますが、苗床を作るには、この雑木林から集められる落ち葉から作る堆肥が欠かせません。
土地に根付いた生活が現在でも営まれていることを実感しました。

floating image 計画的に区割りされた、三富新田地域の模式です。このように、
屋敷>畑>雑木林
の三区画が続いています。

一件にひとつの間口をきめ、そこを開拓していったそうです。

ちょうど、サツマイモのふせこみをしているところを見せてもらうことができました。稲藁で囲んだ中に、籾殻を厚く敷き、種芋を一面に並べます。その上から、三年くらい熟成させた落ち葉の堆肥をのせ、芽が出るのを待ちます。