2008/2/9−2008/2/24掲載

これはシオガマギクの仲間の3種です.この仲間の花にはマルハナバチというハナバチの仲間がよくやってくるそうです.多様な花の形に目が奪われますが、どうしてこんな形になったのでしょう.

シオガマギクの仲間は600種ほど知られていて、北半球の山岳地帯を中心に分布しています.ヒマラヤ周辺でとくに種類が多く、多様な花の形をしています.花の形の多様化は、ハナバチなど花粉を運んでくれる昆虫の形や行動に合わせた結果だと考えられています.しかし、その因果関係はほとんど分かっていません.