山の自然学クラブ:里山再生活動

現地講座

身近な自然から/東京都町田市
 〜 里地里山の保護活動と市民参加の自然公園管理

今回は、かしの木山自然公園でもボランティア活動を行っている長谷川理事のご案内で、町田市の里山をめぐります。誰よりも地元の自然をよく知る、市民ボランティアの皆さんにご案内いただいて多摩丘陵の自然を観察し、自然管理・保護の現場をご紹介いただきます。  身近だけれど貴重な里山の自然に接し、生活しながら活動していくことについて、みんなで考えさせて頂ける機会になると思います。

開催概要

<開催日> 2008年11月16日(日)[無事終了しました。]

<参加費> 1,000円(当日徴収します)

<スケジュール>

【集合】

A、Bどちらかへお越し下さい
A/8:45 京王相模原線 橋本駅改札口 9:04発に乗車→多摩境(次駅)下車   B/9:10 京王相模原線 多摩境改札口 上記電車着予定、その後改札口へ

【1. 町田市小山片所谷戸へ (徒歩10分)】

9:30−11:00 守る会より 案内・説明・質疑応答

【移動】

多摩境駅〜JR橋本駅〜JR町田駅
町田バスセンター/14系統・成瀬台行き 12:00発→大谷原12:20着

【2. かしの木山自然公園へ (徒歩5分)】

12:30−13:00 弁当持参 学習室にて昼食(お茶は準備していただきます)
13:00−15:00 愛護会員(ボランティア)により園内観察・説明
 (一周60〜90分・学習室にて質疑応答と懇談)
15:00 終了 → バスで町田駅へ → 解散

片所谷戸(町田市小山)

7月19日付朝日新聞で報道されました。周囲を住宅で囲まれた3.6 haの多摩丘陵の典型的な谷戸で、固有種のホシザクラが約100本ある場所です。過日、地権者組合より住宅建設の為取り潰すという説明会が有りました。日本・世界でも此処しかない貴重種です。 地元守る会・自治会・市内自然保護団体が中心に市への請願署名運動がスタートした所です。現場を見たり、守る会の方の話を聞き開発と保護について一緒に考えたいと思います。

かしの木山自然公園

町田市成瀬、町田市街・丹沢・奥多摩を遠望、西に恩田川を見下ろす丘の上にある、自然の雑木林を生かした面積約 5.5 ha の公園です。尾根筋には鎌倉古道跡、多摩丘陵の里山風景の残る場所です。
1988年のかしの木山自然公園の開園以来、自然環境保護を願う住民有志が中心になってかしの木山自然公園愛護会を設立しました。町田市から管理を委託されて活動しています。
愛護会には樹木野草部会・野鳥部会・昆虫部会・工作部会 の4部会があり、園内の整備、講演会、自然観察会、他の自然保護団体との交流等を行っています。

お問い合わせ・申込み先

特定非営利活動法人山の自然学クラブ 
自然再生活動部会(担当:中村)

URL:about.html
e-mail:hana-n@tkb.att.ne.jp